注意!飲食店に転職する時に避けるべき会社の特徴!

飲食店へ転職する時には、できる限り避けた方がいい業態があります。

それは24時間営業に代表される長い営業時間、他展開しすぎの飲食店、出世も給与UPが見込みにくいFC店です。

肉体的な疲労が重なるのはもちろん、それに対しての見返りがなかなかないのが特徴です。

人手不足な時代がますます進むにつれて、慎重に勤形態は考えておかないと、いくら実力があっても発揮できる環境がないと宝の持ち腐れです。

そういう僕自身も拘束時間が長い飲食店チェーンで働いた経験があります。休みは月に1日しかない、勤務時間は長い、給与は安い。

もちろん仕事自体は面白いのですが、やはり人間ですからそれだけでは持ちませんでした。

僕のように、飲食店に転職する際に、入社後こんなはずではなかったということにならないように、避けた方がいい飲食店の特徴を書いていきます。

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転職する時に営業時間が長い業態は避ける

飲食店でも朝早くから夜遅くまで営業している店がたくさんあります。

モーニングからディナー、はたまたバー機能まで備える店もあります。仕込み、準備や清掃、後片付けまで考えるとその勤務時間は営業時間だけでなく、プラス2時間は勤務時間の対象になります。

24時間営業は地獄

24時間営業の看板

24時間営業となるとファミレスやコンビニ、牛丼店などがこれにあてはまります。

この24時間営業というのは一言で言うと地獄です…。

人が居なければ24時間フル稼働さえ覚悟しなくてはいけません。

また、昼夜問わずトラブルがあれば寝てようが何してようが容赦なく店から呼び出しの電話がかかってきます

定休日というものがない店舗も出来る限り避けた方がいいです。

言うまでもなく24時間×365日営業は最強のコンボです。

倒れてもいいから残業代稼ぎたい人以外は避けておきましょう。マジで。

長時間営業している店舗

悩む店員

僕がかつて働いていた店はこれにあてはまります。朝7時から夜23時までの営業時間でした。

16時間営業という通常より少し長めの営業時間では、人手不足になればすぐ自分の労働時間を伸ばして解決しようとしてしまいます。

なぜなら閉店時間というゴールがあるために少しの無理をしてしまいがちです。

営業時間が長いということは会社からすれば、家賃は変わらないので開けれるだけ営業しておけばいいという意図もあります。

あきらかに人時生産高が低い時でも人件費調整しながら、1円でも多く売上を取れという意図もあります。(24時間営業の場合はそれなりにコストが上がります)

夕方から朝方まで営業する飲食店

主に居酒屋チェーンなどが代表されるものです。主に17時〜5時という営業時間が多いようです。

夜に仕事すること自体はそこまで問題視する必要はありません。

問題となるのはアルバイトが採用しにくい傾向にあるからです。

学生は朝から夕方まで学校へ行くのですから、どうしても夜中働くというのは現実的ではありません。

こちらもさらに人手不足が深刻化する中で、休みは取れないように近い将来なっていくでしょう。

正社員が1店舗1名体制

一人体制の背中

小規模店舗ではありがちな運営体制です。

まず何があっても出勤日には休めません。熱があろうが、急用があろうがまず無理です。

アルバイトなら代打でいけますが、社員は代打が社員でないといけません。

僕はこの1名体制でした。休みの日に溜まった用事をこなしてゆっくり休むとかはなかったです。

売上が目安として月商500万程度であれば、社員が1名でもそこまで大きな問題ではありませんが、結局自分が相談したいことがあっても滅多に現れない上司しか相手が居ない状況です。

試行錯誤といえば聞こえはいいですが、相談出来ない中の仕事も多くなるので、仕事の失敗が多くなります。

様々な業態に手を出している

経営している会社も千差万別ですから、できれば避けた方がいい転職先の特徴は次のようなものです。

業態展開が多すぎる飲食チェーン

例えばカレー屋もカフェもハンバーグも和食とあれこれ手を出し過ぎてる企業があります。

新業態開発費にお金が掛かるので、給与への還元は後回しになりがちです。新事業が失敗した時にもコストが掛かるので、いつまでも給与が上がらない可能性はあります。

加えて、他業態に異動した時に、また一から仕事を覚えなくてはいけないので(基本的な運営ノウハウは使えますが)なかなか大変な仕事となります。

多角化の一部

こちらは企業の多角化のひとつとして飲食店を経営しているパターンです。例えば、本業は不動産なのに飲食店にも手を出して経営しているような企業のことです。

そもそもノウハウ自体が薄いので、顧客獲得やお店のブランド発信などは1から構築していくことが求められます。全てあなた自身で責任を持った上でやらなくてはいけません。

また本業と比較して投資先の優先順位が低くなります。そのうえ、飲食店事業が好調でも本業が不調になれば、あなたの頑張りに関係なく共倒れします。

その割に独立採算を求められるので赤字を出してしまうと撤退する判断が早く、解雇されることもあるのでよく考えてみましょう。本業への異動は畑違いですので難しくなります。

本業に負けず事業の柱にするくらいのチャレンジ精神と実力があるなら事業を伸ばした時は中心人物になれますから、ハイリスクハイリターンです。

FC店

FC店(フランチャイズ店)は基本的に利益が多く出ません。つまり給与のアップがなかなか難しい環境に置くことになります。

FC本部がロイヤルティはもちろん、材料費~設備まで加盟店に販売してFC本部が利益を得る構造になってます。安いからという理由で本部指定以外のモノを買うのは契約違反になることもありますので縛りが厳しいです。

加盟している企業(つまりあなたが就職する会社)の規模がそれなりに大きければ出世もありますが、小企業ならずっと店長で現場です。

またFC本部や直営店が問題を起こせば、あなたの会社に全く問題がなくても連鎖的に大きなダメージを受けるリスクがあります。

会社の平均年齢が若い

一見、若い人が活躍している会社はチャンスがあるように感じますが、平均年齢が若いということはそれだけ人の入れ替わりが激しい裏付けです。

創業して数年程度ならば問題ありませんが、10年以上経っていて平均年齢が若いということは、まず離職率が高い会社と思って間違いないです。

これは飲食店に限らず、どの業界にも言えることです。

まとめ

飲食店に転職する時は、注意すべき勤務形態を確認することが大切です。

長時間労働する必要がある時は、もちろんあります。しかし、できれば24時間営業や年中無休を実施している店舗は極力避けるべきでしょう。

いくらあなたに実力があっても、長時間労働が続けばその能力を発揮する環境は生まれません。疲労したままで新しい挑戦は難しいですよね。

また、ずっと働き続けるのであれば、会社の事業が飲食店のみで展開しているのか、多角化の一部でしかないのかは将来のポジションや給与にも反映されます。

ホームページなどで確認できる内容がほとんどですから、応募する前に確認することが大切です。多角化している場合、事業の位置づけなど、わからないことがあれば、面接の時に質問してみましょう。

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