読書する時に効果的に読む心構えとその方法

このサイトでは少しずつですが、本の紹介や感想文を書いていきたいと考えています。あまり小説やフィクションなどの分野は読むことが少ないのでビジネス本が中心になりますが、参考にしていただければ幸いです。その前に読書する方法を僕自身の読み方ですが紹介したいと思います。

「いやいや本の読み方なんか1ページから巻末まで読んでいくだけでしょ?」ってのも間違ってはいません。しかし、本を読む時間って限られてますよね。しかも日数を掛けて読むから結局何を学びたいのか曖昧になっては元も子もありません。僕も冗談ではなく、「なぜこの本を読む必要があったけ?」となってしまう時もあります。そういう場合はたぶん内容に飽きていることが情けないことに多いです。

そこで改めて本を読む方法に工夫と考え方が必要ということに気付きました。だらだらと読み進めても本に書かれている重要項目が何かってのを見逃してしまうのも嫌ですし、何より効率的にしたいっていうのがあります。
そこで僕自身が試している読書法を紹介したいと思います。

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そもそも読書する行為

読書って情報をインプットする作業だと僕は定義しています。インターネットも情報をインプットすることに間違いはありませんが、情報取捨の選択に苦労することがありませんか。本当なのか、信用できる情報なのかを疑うとストレスに感じることもありますよね。

このモヤモヤを解消してくれるのが読書です。情報に根拠としての裏付けをしないと本は成立しにくい性質があります。データや事例はもちろん、どのようなロジックで意見を述べているかを著者がひたすら解説してくれます。(もちろん裏付けがない場合や主観のみの場合もありますが、捉え方は人それぞれなので直感が働く人はそういう本もいいと思います。ちなみに僕は自分の直感を全く信じれないヤツです)

また何より僕自身が体験していない世界を先に体験されている情報なので、これを使わない手はないです。それでは有効な読書をするための方法を具体的にまとめていきます。

読書モードに入る

読書する時ってまとまった時間が欲しいですが、なかなかそうはいかないですよね。300ページもあるような本だとまず1日で読むのはまず普通の生活している人は無理です。貴重な時間をどのように使って本に集中する環境を作り出すかは重要です。家で読むにもちょっとした用事があったり、スマホを触ってしまったりと集中できないこともあります。少し返信するはずが、いつのまにかスマホに集中してしまい、読書の時間が削られてしまっては目も当てられません。

そこでオススメの1つが、読書をルーチンワーク化することです。
本を読む時間を1日のうち、例えば平日21時~22時にする、移動の電車の中では数ページでもいいから読むというルーチンワーク化するのもおすすめです。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくれば読書モードに入れます。人間の集中力は15分程度しか続かないので、タイマーを掛けて15分読んだら5分休憩を入れるなどもオンとオフが自身の中で切り替えれて集中しやすくなります。

もう1つのオススメが外で読むことです。カフェなども1人きりで、することが本を読むことしかない環境にしてしまえばいいのです。余計なものは持たないことです。公園なども季節がいいとストレスなく過ごせていいですし、余計な雑音も少ないです。

1冊から多く学ばない

本から、多くを学ぼうとしてはいけないです。期待しすぎてはいけないと表現した方がいいかもしれません。例えば200ページのうち、新たに学べたのは、あるいは印象に残ったのは2行だけ(※2ページじゃないですよ、2行です!)ということも全然ありと僕は思っています。むしろ、それだけでも残ればラッキーくらいの心構えでいます。

「そんなの勿体ない」と感じるかもしれませんが、1000円程の本で人生において大切と感じることを1つだけでも得ることができたら、十分じゃないですか?もちろん多くのことが学べる本もたくさんあります。しかし、大きな衝撃を受ける本はそこまで多くないので、常に期待しない方が気楽に読むことができると心構えています。

自分に適した本

どんな本がいいかは人それぞれです。その時のレベルにもよります。例えば、経営の本を読むとしましょう。「難しくて理解が進まない」という本でも周りの人が読んでるから、売れているからという理由で読むのはやめましょう。難しく感じるなら、まだそのレベルに達していないので、現段階では自分に適した本ではないということです。そもそも文字の羅列を読んでるだけに陥ち入ります。そういう場合、将来的にレベルが上がった時に読めばいいのです。同じことで面白く感じれない本というのは今の自分には適してないだけで、素直に面白い本を読めばいいのです。興味が移ることもありますし、環境も変わるでしょうからその時々で適した本は変化します。

よく聞かれるのが、「どんな本を読めばいいですか?」という漠然として質問をされることがあります。これは、まあ答えに困りますよね。マニアックな本を進めて、おもしろくないと言われてもこちらも気分良くないですし、無難にベストセラーとかを答えになってしまいます。ぜひ聞かないで自分で興味ある分野を探してください。逆に聞かれた時も安易に教えても興味も考えも違うので流すのがベストです。

本の読み方

ここでは実際に、僕が実践している読書の仕方を解説します。より多くの本を読む、情報をインプットするという意味では優れているので参考にしてみてください。

飛ばし読みする

知ってることは飛ばし読みしましょう。すでに自分の中で知識や考えがあるならばわざわざ時間を割いて1か月に1冊しか読んでいない状態より、飛ばし読みしながらでも1か月に10冊読む方が得られるものは大きいです。合算して1冊丸ごとと10冊飛ばし読みしてのボリューム、つまり同じページ数しか読んでいなくてもです。

通常、読書に関しては偏ったジャンルになりやすいとも思います。

例えば仕事がマーケティング関係ならマーケティングの本を多く読む傾向、金融関係なら金融や投資系などになりやすいです。それは当然のことですので問題はありませんが、本には誰が書いても重複する部分があるので、毎回そこは読まなくてもいいということです。既にもうあなたが大部分、理解できているのに確認する必要はありません。几帳面な性格な方は端から端まで読みたいかもしれませんが、本のインパクトが薄くなりますし、読書量確保の足かせになりかねません。

読み返すことで理解を深化させる

本は読み返すことで新しい気づきがあります。本当に理解するには7回読み直して初めて理解できるということを何かの本で読みましたが、7回とまでは言いませんが少なくとも2回、できれば3回は読み返してみることが理解を深めるのは間違いありません。

1回目は目新しい情報で混乱しつつも理解をしていく、2回目はある程度理解しているので、考えながら、突っ込み入れながら読む余裕が生まれます。3回目ではしばらく時間を空けてから読み返すと理解が完全になってれば、それは自分の知識になったことと確認できたりします。また2回目以降に間を空けた期間に他の本や経験を取り込んだことで、さらに考えを発展させていくことができます。これは上でも記述したように飛ばし読みすることでスピードを生める効果でもあります。

インプットした後は自分フィルターを通してアウトプットする

本は座学じゃないということですね。結局、インプットしてもそれは自分のタンスにしまうだけではもったいないです。受験勉強ならそれが正解ですが、自分のフィルターを通してアウトプット、つまり行動して何かの形に繋げるのが読書の効用です。最初は簡単なメモでいいので感想文を書くのもいいでしょうし、仕事に繋がるように、日々の生活に転用して実践していくのも大切です。何かしらの形でアウトプットすることで、情報や知識というのは自分のモノにすることができます。読んでわかった気になるのが一番危なっかしいです。読んだ直後はわかった気になってしまいますが、人間は忘れる動物なのでアウトプットの為の行動をして、初めて自分のものになることが大半です。

まとめ

読書するのであれば、効果的な方法を考えていかなければいけませんね。現状読むべき本は素直に自分が興味ある分野でも構いませんが、どうせなら自分のモノにしたいと思います。その為に読み返して新しい解釈をしてみたり、アウトプットして再度読み返したりしてみてください。なにより面白い本と感じればそれを自分の価値観や考え、行動に採用できるような読書をすると楽しく読書できるようになると思います。

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