フリーマーケットとフリマアプリの比較

テレビなどで取り上げられ認知度が高くなっているフリマアプリをスマホにインストールされている方も結構いるのではないでしょうか。これまで、新品、中古問わずBtoCが当たり前だったのですが、CtoCの市場が生まれ今後も拡大する一方です。小売業もこれから何かしらの策が必要になってくるのでしょうか。

もはや新品以外ならフリマアプリがあれば衣類などはフリマアプリで十分手に入りますし、フリーマーケットなんかわざわざ出店料を払ってまで参加する意義はあるのかどうか。

稼ぐなら圧倒的にフリマアプリです。新しいコミュニティを欲しいならフリーマーケットです。
結論から言えばこれです。

なので、改めてここでは先日フリーマーケットに出店したことをきっかけとして
フリーマーケットとフリマアプリでどちらが良いかという個人的な比較を述べてみます。

スポンサーリンク
レクタングル大

フリーマーケットのメリット、特徴

①リアルでの集客効果は抜群

主催者側のイベントの告知能力にも依る部分もありますが、偶然通り掛かるだけでも展示を見て購買することも。視覚に訴えるという部分でも相乗効果あります。年齢層も幅広く一度に商品をたくさんの方に見てもらう機会をつくりだせます。

②コミュニケーションの発生

お客さんはもちろん、出店者同士でも話をしたり情報交換したり仲良くなったりと新しいコミュニケーションのネットワークができます。フリーマーケットはイベントです。稼ぐだけが目的ではないという方は良いですね。ネット上でもコミュニケーションは取れますが、やはりリアルな場面だと相手への理解が短時間で深まりますし、普段出会えない層とも関われますね。

フリーマーケットのデメリット

①手間と制約

フリーマーケットは手間が掛かります。商品の準備、釣銭や備品等など多くの手間が掛かる作業があります。同時に時間的な拘束、場所の拘束があり売る準備に数時間、フリーマーケットはほぼ丸1日となります。

②単価が低い

基本的に単価は低いです。ビジネスモデルで言う所の薄利多売方式で勝負するしかありません。周囲が1コイン価格なのに、あなただけ3千円が基礎目安では割高感しかありませんのでいかに不用品を多く売るかという世界です。友人、知人にも不用品の販売代理で数を確保することも考えていいでしょう。

フリマアプリのメリット、特徴

①利便性が高い

まずこれに尽きるのではないでしょうか。出展さえすれば、あとは電車の中など隙間時間でも確認したりやりとりが可能です。全国の方が対象なので潜在顧客も多いです。

②価格設定の自由度

価格は自由に決定できます。しかも比較的単価は高いです。転売屋が存在するのも、単価が高いことに支えられている部分はありますね。利用者層が慣れてしまっているので、フリマ―ケットでの1万円とアプリでの1万円と実際は同じですが、感覚で言えば5倍くらいの価値差があるのは間違いないです。そこは大きな魅力ですね。

フリマアプリのデメリット

①評価がある

手軽なのは間違いないですが、発送梱包などの手間は掛かります。送料なども考慮しなければいけませんし、フリーマーケットの用にその場で適当な袋に入れてハイと渡すわけにはいきません。やりとりも1回で終わらないことも多々ありますし、梱包に関してもメッセージを添付したりして変に気を遣ってしまします。

しかもネットでの口コミというのは信頼されがちで「評価制度」があります。ここが悪いと商品がいくら良くても売れなくなったり、最悪アカウント停止にまでなります。手軽ですが、最後までしっかり対応することが強く求められます。

①出展数が膨大でスグに流れる

全国で次々と出品されるので、人気商品(ここでは競合の意味)だと3日もすれば埋もれてしまいます。検索を掛けるとしても、

「○○メーカー、ジャケット」

と、きっちり商品名を記入してくれればいいのですが

「ジャケット、レディス」

だとかなり不利になることもあります。そうなると価格差もより比較対象になることもはもちろん、偶然の発見という部分もかなり減ることになります。値下げすれば、結果は変わるかもしれませんが、なかなかそのタイミングやバランスが求められます。

比較のまとめ

双方ともにメリット、デメリットがあるのは当たり前です。目的が一体何なのかを考えてみて選択肢を広げるのもいいし、双方をうまく使いこなすこともいいと思います。在庫(不用品)を減らすのが目的ならフリーマーケットでしょうし、お小遣い稼ぐためならフリマアプリとざっくりとした分別でもいいと思います。フリマアプリでは売れないモノをフリーマーケットで売る、高単価が見込めるものはフリマアプリというのが今回感じたことです。

スポンサーリンク
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大